企業の存在価値は、「財・サービスの提供」、「雇用」、「納税」の3つです。
厳しい競争経済の中で企業が雇用をし続けるということは、大変難しいことです。なぜなら、社員は人材という資源である一方で、コストにも成り得るからです。しかし、競争に勝ち抜くためとはいえ、安易に雇用を放棄したり俸給をカットしたりすることが果たして許されるでしょうか。
私たちは、社員の生きがいと企業の存立を両立させてこそ企業としての存在価値があり、また社員の幸福や生きがいは、雇用された社員の尊厳が、企業の活動の中にも存在していることが重要と考えています。
そうした社員の幸福と企業の繁栄・存続の両立を願って作られたのが、当社オリジナルの人事管理制度
興研トータル人事システムHOPES(High-ideal Open-minded Personnel Affairs by various Evaluation System)です。
- 興研トータル人事システムHOPES(三軸独立評価システム)
専門能力、業務実績達成能力、管理能力をそれぞれ別の能力と見て、社員一人ひとりを3つの角度から独立して評価・運用する人事管理制度です。
- ①高度な専門能力を持つ社員を育成・処遇する「職分制度(マイスター制度)」
- 職分別に研修講座の受講・試験、講師実績、外部指定資格の取得といった条件を満たした社員に対し、マイスターの称号と手当を与え処遇します。
- ②ガラス張りの評価方法による「資格制度」
- 会社への貢献度をポイントで示した「評価一覧表」に業務実績を当てはめて加算・累積し、人事の昇降格を決定します。この一覧表は常に公開され、全ての社員が獲得ポイントの分る仕組みになっています。
- ③管理職は機能であって地位ではない。被管理能力も問われる「管理職能制度」
- 管理者が持つべき管理能力は、企業が求める能力の1要素に過ぎず、職位をランクづける特別なものではないという考えのもと、現管理職より管理能力に長けた社員が現れた場合は直ちに交代し、最強の管理職群を維持するのが当社の管理職能制度です。
そして、組織の秩序を維持し、協力して組織の目標遂行に努力する能力を被管理能力として全社員に求めています。