- 電解水による衛生管理
環境衛生が著しく改善され、清潔な日本と思われている今日においても、食中毒の発生は一向に減少していません。原因が判明している食中毒の90%以上は、細菌やウイルスを原因とするものです。
これまでは通常夏場に発生しやすいとされる黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、腸管出血性大腸菌0-157などの「細菌性」の感染が知られていますが、近年ではノロウイルスなど、季節を問わずに発生する「ウイルス性」の感染が各地で猛威を振るっています。
ウイルス性の感染についてはそのルートについても、食べ物からの感染が主体である従来の状況(食中毒)だけでなく、感染者の便や嘔吐物からの飛沫やこれらが乾燥することによる拡散など、感染がさらに広がりやすいことに注意が向けられています。大勢の子供や老人が集団感染して下痢や嘔吐で苦しみ、中には死亡する例が報道されたことはご記憶かと思います。
現在、これら「細菌」や「ウイルス」に対する感染防御は、レストランやホテルの厨房だけでなく医療施設や老人福祉施設にとっても重要な課題となっており、当社では、電解水が持つ除菌効果、洗浄効果を用いた衛生管理を推奨しています。
- 強酸性電解水の除菌効果
強酸性電解水は高い安全性を持ちながら、優れた除菌効果を発揮し、病原菌等や抗ウイルス効果にも優れております。
- 強アルカリ性電解水の洗浄効果
強アルカリ性電解水を、強酸性電解水で除菌する前の予備洗浄水として使用することで、より高いレベルでの衛生管理が実現できます。
- 電解水で食中毒を予防
食中毒予防の三原則は、『菌をつけない』『菌を増やさない』『菌をやっつける』が基本です。この内、強酸性電解水は『菌をやっつける』ことに対して優れた効果を示します。
強酸性電解水は食品添加物として指定されていますので、野菜・果物・魚介類などに直接使用して除菌することが可能です。
強酸性電解水の流水中で1-2分間程度処理することが効果的です。また、強酸性電解水は残留性が非常に少ないため、他の洗浄剤・殺菌剤のように匂いが残ることもありません。
まな板・包丁等の調理器具は、流水下で十分に洗い流すことが効果的です。また、トイレや作業場などの床に対しても、強酸性電解水をかけるか噴霧して濡らした状態にし、2-3分程度おいてから一方向にふき取ります。なお強アルカリ性電解水で汚れを取り除いてから行うとより効果的です。
- 電解水生成装置の仕様 ※本製品は、医療機器ではありません
製品名 | オキシライザ オーシャン CL |
---|---|
特長 | 優れた洗浄除菌力に加え、省コスト・省スペースを実現 様々な施設の衛生管理に対応が可能 |
本体外形寸法 | 幅280×奥行450(本体300)×高さ540(mm) |
水道直結式/連続電解方式 | |
電解水生成量 | 強酸性電解水/強アルカリ性電解水 (共に毎分0.4ℓ) ※内蔵タンク(10ℓ)への貯水は強酸性電解水のみ |
電源 | 単相AC100V 6A |
問合せ、カタログ・資料請求は、こちら