- 医療施設内に潜む安全衛生リスク
医療施設内には、インフルエンザや肝炎などのウイルス、結核やMRSAなどの病原菌による院内感染、そして消毒や滅菌用として用いられる薬剤(化学物質)による健康障害など、様々な安全衛生リスクが潜んでいます。
- 感染症の拡大を防ぐために有効な感染対策用マスク
2003年にSARSが中国等で流行した後、2009年の新型インフルエンザ(H1N1)は、患者数の急激な拡大を国内でも経験しました。また、2014年から2015年にかけては、エボラ出血熱の恐怖にさらされ、韓国でのMERSの流行がありました。
そして、2020年1月から拡大した新型コロナウイルス感染症は世界的大流行(パンデミック)となり、感染拡大の波が幾度となく続いています。
現代社会では人とモノが国境に関係なく移動していることから、空気感染や飛沫感染を引き起こす感染症は瞬く間に世界に拡がってしまいます。さらに新たな感染症の出現の可能性は高く、新型インフルエンザなどは、その強毒化も懸念されています。
そうした感染症に対する治療、封じ込めの最前線での対応を余儀なくされるのが医療関係者の方々であり、最も感染リスクが高い職場環境の1つと言えます。
医療環境の整備や技術の進歩などがあっても、院内感染対策としての感染対策用マスク等の防護具の着用は、今まで以上に重要になってくると予想されます。
- 薬剤・消毒薬・滅菌ガスなどの化学物質対策が必要
施設内の衛生管理に不可欠な消毒薬や滅菌ガスなどは、健康に対して良くない影響を及ぼします。医療スタッフの健康を守るためには、個人ばく露対策として、化学物質対策用マスクをはじめとした有効な防護具の着用が必要となります。
- 顔にフィットしていなければ、それは「マスク」とは呼べません
医療施設で使用されるマスクには、高いフィルタ性能や有害物質除去性能とともに、高いフィット性能も求められます。
顔とのフィット性が悪くすき間が生じるようなマスクでは、ウイルスや病原菌、そして化学物質がマスク内に漏れ込んできます。いくら防護性能が高くても、すき間から漏れ込んでいたのでは、マスクをしている意味がありません。当社は漏れ込みを防止するための様々な工夫と機能を持つマスクの研究開発を続けています。
なお、一人ひとりの漏れ率を数値で確認する漏れ率測定でマスクのフィット性が体感できます。既に49万人以上の方々が体験され、マスクの選択、購入の際にお役立て頂いております。
フィット性能の高い当社製使い捨て式マスク「ハイラック」シリーズ
多くの人の顔の大きさや形に合いやすい形状の接顔体(リップ)が付属。顔に自然になじんで、ぴったりフィットします。
・長さ調節の可能な紐
しっかり顔にフィットさせるために重要な紐の長さ調節ができます。