世界最上級の清浄度
ISOクラス1という世界最上級のクリーン環境が簡単に形成できます
ISO14644-1 | クラス上限値(個/㎥) | 米国連邦規格 FED-STD-209D |
JIS対象 粒径範囲(㎛) |
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0.1㎛ | 0.2㎛ | 0.3㎛ | 0.5㎛ | 1㎛ | 5㎛ | |||
クラス1 | 10 | - | - | - | - | - | - | 0.1~0.3 |
クラス2 | 100 | 24 | 10 | - | - | - | - | 0.1~0.3 |
クラス3 | 1,000 | 23735 | 102 | 35 | - | - | クラス1 | 0.1~0.5 |
クラス4 | 10,000 | 2,370 | 1,020 | 352 | 83 | - | クラス10 | 0.1~0.5 |
クラス5 | 100,000 | 23,700 | 10,200 | 3,520 | 832 | - | クラス100 | 0.1~5 |
クラス6 | 1,000,000 | 237,000 | 102,000 | 35,200 | 8,320 | 293 | クラス1,000 | 0.3~5 |
クラス7 | - | - | ‐ | 352,000 | 83,200 | 2,930 | クラス10,000 | 0.3~5 |
クラス8 | - | - | - | 3,520,000 | 832,000 | 29,300 | クラス100,000 | 0.3~5 |
クラス9 | - | - | - | 35,200,000 | 8,320,000 | 293,000 | クラス1,000,000 | - |
技術の進歩により求められる清浄度も高くなっていく
ものづくりの現場では、絶えず高度な技術、新しい製品が生み出されています。その技術の進歩に不可欠なクリーン環境もますます高い清浄度が求められています。
例えば、半導体製造現場、電子製品部材の異物を分析する現場など、顧客からの要望を受けて高い水準のクリーン環境が必要となり、KOACHを導入した事例があります。そして、ただ顧客の要求に対応しただけでなく、クラス1のクリーン環境を手に入れたことで、将来的なクリーン環境の整備も同時に実施できたことになります。
時代の流れを反映した JIS規格改正
技術革新と共に高まるクリーンへの要求を反映し、関連規格も改正が重ねられてきました。クリーンルームの規格(日本産業規格 JIS B 9920)が17年ぶりに改正されたことをご存知でしょうか。清浄度の評価方法等が変更され、お手持ちのクリーンルームのクラスや管理方法を見直す必要が出てきています。これらの改正内容も高クリーン化の流れを裏付けています。
当社では、クリーンルームのJIS改正についての説明会を無料で実施しております。改正のポイントから、改正内容に即したクリーンルームの管理方法なども分かりやすく解説いたします。お気軽にお問い合わせください。
この機会に、お手持ちの設備の見直しや今後求められるクリーンへの対応について考えてみませんか。
バックグラウンドがクラス1環境なら、わずかな発塵でも原因を特定できる
一般的なクリーンベンチの清浄度であるクラス5は、大気に比べれば清浄な環境ですが、それでも0.1μmの粒子が1㎥あたりに100,000個以下で存在する空間です。そのため、作業中の発塵源を特定することが困難な場合がありました。一方、KOACHが形成するクラス1の環境は、0.1μmの粒子が1㎥あたりに10個以下であるため、わずかな発塵でも見つけることができます。そのため、どこでどのタイミングで発塵したのかを容易に特定することができます。