囲わなくてもスーパークリーン
独自の気流で囲わずにクリーン空間を形成出来ます。
クリーンベンチは作業性に限界があった
従来のクリーンベンチは、囲われたボックス内に高性能フィルタ(HEPAフィルタ、ULPAフィルタなど)を通して清浄化した空気を送り込み、内部の空気を徐々に希釈してクリーンゾーンを形成します。
囲われていたので、「手だけしか入らないから作業がしづらい」「大きな装置が入らない」というクリーンベンチならではの問題がありました。さらに、囲うことで外部の空気が中に入ってこないようになっていますが、同時に作業中にクリーンゾーン内部で発生してしまったコンタミナントを外に排出しにくいという一面も持ち合わせていました。
KOACH(コーチ)は囲わないから作業性を損なわない
オープンクリーンシステムKOACH(コーチ)は、従来のクリーンベンチのように囲われていないので、対象物が確認しやすく、顕微鏡などはガラス越しではなく直接のぞけます。さらに、今までのクリーンベンチでは難しかった対面作業も可能です。ある光学機器の企業では、検査工程でKOACH(コーチ)を対面で使用しており、検査時間が短くなったと大変喜ばれています。
顕微鏡使用の例
対面作業のレイアウト例