超低発塵クリーンルーム用手袋「ピュアネスゼロワン」
手袋メーカーのオカモト株式会社による徹底的な低発塵化とオープンクリーンシステムKOACHによる製造・梱包環境のスーパークリーン化により実現した、いままでにない低発塵のクリーンルーム用手袋です。
クラス1という世界最高レベルのクリーン空間の中で梱包されているクリーンルーム用手袋はピュアネスゼロワンだけです※。
※当社調べ
クリーンルーム用手袋を「ピュアネスゼロワン」に替えることで、
作業中の手元で起きていたコンタミ問題を解決できるかもしれません。
ピュアネスゼロワンについて
KOACHの販売活動の中で、訪問先のお客様から「KOACHと同じくらい清浄度の高い手袋はありますか?」という質問をいただくことが何度もありました。そこから当社は、より発塵の少ないクリーン手袋を必要としている方が多く存在する事に気付きました。そして同時に、KOACHが形成するスーパークリーン空間内でクリーン手袋を製造・梱包すれば、“世の中で最も発塵しない”クリーンルーム用手袋ができるのではないかと考えました。
そこで、創業80年を超えるゴム・プラスチックの総合メーカーとして高い技術力を誇る「オカモト株式会社」と共同開発を始め、オカモト株式会社と興研KOACHのそれぞれの技術を掛け合わせることで、圧倒的な低発塵クリーンルーム用手袋の商品化に成功しました。『ピュアネスゼロワン』の誕生です。
清浄度の高い手袋を求める声がある一方で、「クリーン手袋だから発塵しないと思っていた」「クリーン手袋はどれも同じだと思っていた」という声も多く聞かれます。普段何気なく使っているクリーン手袋から発塵していることをご存じない方、クリーン手袋を使っていても作業中の清浄度に満足できなかった方にこそ、ピュアネスゼロワンを使っていただきたいと思います。
発塵試験データ(当社調べ)
クリーン手袋の従来製品3種とピュアネスゼロワンの発塵試験の結果を以下に示します。
測定方法は、大気への発塵数を測定するタンブリング法、シェーキング法と液中への発塵数を測定するLPC法を実施しました。測定方法について詳しくは
こちら をご覧ください。
測定を行った従来製品は、いずれもISOクラス5環境で梱包された製品です。また、タンブリング法及びシェーキング法では、0.1μmの粒子まで測定しています。
◆ピュアネスゼロワン 粒径別発塵数
同じように見えるクリーン手袋ですが、発塵数にはこれだけ違いがあります。
ピュアネスゼロワンがいかに発塵しない手袋であるか確認してください。
仕様
イオンコンタミネーション等のデータをご希望の方は 会員サイトからお問い合わせください。
手袋の粉塵測定方法について
これまでは、手袋の測定方法としてLPC法が多く採用されてきましたが、最近は、手袋の清浄度を表すには、大気への発塵数を測定する方が適しているとの考えが出てきています。今後は、手袋の測定方法として、タンブリング法やシェーキング法が主流になってくることが予想されます。
大気への発塵数を測定
タンブリング法
- 測定方法
- 手袋をタンブリング機に投入し、送風・回転させ、レーザー式パーティクルカウンターにて発塵量を測定
- 測定粒径
- 0.1μm以上
- 測定基準
- JIS B 9923 クリーンルーム用衣服の汚染粒子測定法を参考に測定
シェーキング法
- 測定方法
- 手袋を固定して回転させ、レーザー式パーティクルカウンターにて発塵量を測定
- 測定粒径
- 0.1μm以上
- 測定基準
- JIS B 9923 クリーンルーム用衣服の汚染粒子測定法を参考に測定
液中への発塵数を測定
LPC法
- 測定方法
- 手袋を純水に浸漬させ、液中レーザー式パーティクルカウンターにて発塵量を測定
- 測定粒径
- 0.5~20μm
- 測定基準
- IEST-RP-CC005 クリーンルーム及びその他制御環境下で使用される手袋及び指サックに基づき測定